Mさんの保護者様『息子の受験』

(2022年度高校入試)

中2の11月。そのとき、不登校状態であらゆる気力が潰えてしまっていた息子を、どうにか「直したい」、「間に合わせたい」と、そんな焦燥感でいっぱいだったことを覚えています。

ふり返ってみれば、息子と同時に、私たちも親として育てていただいた、そんな1年半でした。

すべてに無気力で無反応だった息子は、塾に通い始めてだんだんと顔つきがしっかりしてきました。そして、学校へも行けるようになり、着々と成績を上げていきました。実はそうなってからの方が、親としては葛藤が生まれ、苦しい時期になりました。もっと頑張れば、「間に合う」。もっともっと、この子が本気で全力を出せば、きっと「行ける」。こんな欲が出てくるのです。
しかし、全力を出して頑張るのも、息子本人です。頭ではわかっていても、のんきでマイペースな子を見ているのは歯痒いものでした。

真っ白な顔で寝たきりだった息子が、元気いっぱいに塾に行き、夜遅くに「ただいま!」と明るく帰ってくる。その明るさを嬉しく思いつつも、あまりにも家では勉強する姿を見せないことが気になって、再三、佐々木先生に「これでいいんでしょうか?」と訊いてしまいましたが、答えはいつもゆるぎなく「家では甘えさせてあげてください」でした。私たちは、それこそが親の課題であると感じ、頑張ることにしたのです。ガミガミ言わない。指図や命令をしない。息子が自分のモチベーションやペースで、自分なりに頑張っていることをただ応援する。「親の期待に応えて必死に頑張る我が子を見たい」という気持ちを手放すのは難儀なものでした。でも、子供の努力は親の娯楽ではない、子供は親を喜ばせるために頑張るのではないのです。

ほとんど歯を食いしばるようにして自分に言い聞かせる日々でしたが、やがて、「やる気」というものが、いつ、どのタイミングで、どれくらい出るのかということも含めて、今あるものが本人のすべてなのだと腑に落ちて、それからはだいぶ楽になったように思います。
今ここにある我が子の成長過程を、ただ大切に見ていく。親にできるのはそれだけなんだなと、初心に立ち返ることができました。「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉を、こんなに切実に思い浮かべたことはありません。本当はただ子どもの幸せを願っているはずなのに、気づけば違う形にこじれているものを投げつけたりしてしまう。

本来の親心のままに子どもの受験を見守ることができたのは、愛夢舎の先生方のおかげです。塾の教育方針、真の意味で「人間を育てる」ということの本質を日々伝えてくださっているからこそ、目先の結果だけに飛びついて振り回されるような本末転倒に陥らずにいられました。息子が自分で決めた志望校に合格した時の、嬉しそうに紅潮した顔を思い出すたび、胸が温かくなります。
息子を何かに「間に合わせたい」とか、「正しく直したい」とか、そんな思いは通塾の日々を経て私の中からなくなり、今は、我が子がどのように自分の人生を作り上げてくのかを、見守っていけるのを楽しみに思っています。
かけがえのない大切な日々を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。

Oさんの保護者様『愛夢舎のみなさま』

(2022年度高校入試)

大変お世話になり、ありがとうございました。
県立高校には受かることはできませんでしたが、元々、本人の実力以上のチャレンジ校でしたので仕方ないと思います。
なので先生方に責任を感じてほしくなくて、100%感謝しかない手紙を書いています。私立の先生もとても親切だったのでそこで終わってもよかったのですが、人生でだくさん勉強する時間があってもいいという私の想いで、あと少しがんばってもらいました。

私は娘を愛夢舎に通わせることができて、本当に良かったと思っています。3年生からの短い期間でしたが、塾長、副塾長をはじめとした先生方、スタッフさんの面倒見の良さ、ときにジョークまじりの楽しい授業、自習中でも声をかけたり気にしてくれるところ・・・こんなにあたたかい場所はないと思います。
思春期で、家でもそんなに口数の多くない娘が、「今日は〇〇先生がこんなことを言っててね・・・。」と話してくれるのが嬉しかったです。勉強合宿も、結果として楽しかった!!と帰ってきましたし、空っぽの自習室の写真と「みんな早くおいで~。」というブログをみて、あわてて家を出ていく娘がいたりして、親からみて、意外な一面でした。

県立高校の結果が出たあとも、「電話かけづらい・・・💧💧」としばらくモジモジしてたので、先生方を喜ばせる結果が出せなくて申し訳ない・・・と15歳なりに思っているようです。そんな気持ちも経験のひとつだと思います。

でも、私立高校でいただいていた確約より上のコースに合格できたのは絶対、愛夢舎の先生方のおかげです!!!もうこれだけで親子で大満足だったので、本当にありがとうございます。受験に関する情報(親の説明会)もわかりやすくてありがたかったでです。
塾を探しているママ友がいたら愛夢舎をオススメしたいと思います!!
娘にとって成長できる時間がたくさんあったと思います。
本当にありがとうございました。

川越高校進学 Cくんの保護者様

(2018年度高校入試)

○○(編注:生徒の名前につき伏せています)が2年生の時の2学期から塾を探し始めました。たくさん塾がある中でどこに行っていいかわからず、とりあえずよく名前を聞く塾の見学に行きました。そこでは一年生の時の内申を見てもらい、志望校を伝えると「この内申では無理です」と言われてしまいました。

○○はうちでは一番上なので、まだ受験のことがよくわからず、そんなものなのかなぁと思いました。ただ納得はいかなかったので他の塾を探そうと思ったときに、愛夢舎はいいよとうわさを聞いて早速話を聞きに行くことにしました。

最初に行った塾と同じように塾長先生に内申を見てもらい、志望校の話をしました。そうしたら前回とは違い、塾長先生は「大丈夫です。県立は当日点取れれば大丈夫です!」と言って頂きました。
授業の体験をさせて頂き、子供もこちらの塾をとても気に入りましたのでお世話になることにしました。

2年生の時から3年生の夏休みあたりまでは所沢北高校を目標に頑張っていました。3年生の夏休みは朝から塾に行き、講習を受け、講習が終わっても夜の10時まで塾で勉強をするということをやっていました。夏休みはほとんど毎日、朝から晩まで勉強していたように思います。本当に頑張っていたのでそれが結果として出るといいなぁ…と思っていました。それで本人も少し自信がついたと思います。

2学期に入り、あちこちの文化祭に行くようになりました。志望校であったところ所沢北高校、友達の付き添いで言った川越高校などなど。そこで彼は川越高校の生徒の方々や学校の雰囲気を気に入り、どうしても川越高校に入りたいと言うようになり、志望校を川越高校に変更しました。
志望校を川越高校に変えてからは、勉強をやるようになりました。塾にも毎日通っていたと思います。頑張ってはいましたが、2学期後半の北辰、塾内テストで思ったような結果が出ず、本人も悩んでいたのではないかと思います。私は川越高校はちょっと難しいかなと思っていましたが、私立に錦城高校を志望しており、学校見学に行き、とても良い学校だったので県立がダメだったとしても錦城高校ならばと思い、第1志望は川越高校のままでいくことにしました。そして何よりも子供が頑張っていましたし、絶対に川越高校に行きたいという強い気持ちがありましたので、後悔しないためにも川越高校を受けさせてあげなければいけないと思っていました。でも願書提出前に田中先生から電話を頂き、川高50%、所北100%というのを聞いて、本音を言うと所北でも十分なのになぁと思っていました。

試験当日すごく心配していましたが、帰ってきた時は思っていたよりも出来たと思っていたようでした。自己採点はしないつもりでしたが、周りの友達が採点をしだし数学がヤバいという情報が入ってくると、本人も気になり始め、自己採点を始めました。自己採点を終えると浮かない顔をしていて点数を聞いたらちょっと無理かなと思うような点数だったので、○○も私も結果発表の日まではほとんど諦めていました。

発表当日まで受かることを願ってはいましたが、きっとダメなんだろうと思っていました。○○から電話がかかってきて受かったと聞いた時は本当にうれしくて、何より○○の努力が実ったことがうれしかったです。

このような結果を導いてくださった愛夢舎の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。あの時愛夢舎に入って、先生方に出会えて本当に良かったです
ありがとうございました。

受かったばかりで言うのもですが、ここからがまたスタートなので高校3年間やることをしっかりとやっていき、悔いの残らないようにしてもらいたいです。